屍鬼、小野不由美先生の原作全編&オールキャラファンサイトです。
メディアミクスも応援。
原作小説のネタバレがてきとーにまざります。
完全読了して全編に満足されたかた向けです。
屍鬼アニメ感想。
美術・音声などの総合芸術性を楽しむ見方です。
物語は原作至上。満足済み。マンガアニメの話まわしは興味なし。
OP。
沙子の置物。
モチーフがいいなぁ。
沙子がくるくる周る閉じた箱庭の中に、
すべては巻き込まれて逆回って舞って翻弄されているようにも見えます。沙子自身も。
魔窟の館+塵舞うペーパーウェイトといえば。
呪いの町。
セイラムズロットに捧ぐ、って暗に示すみたいな。
静信と沙子のシルエットのキス。ときめくー。嬉しい。アニメOPありがとう。
ステンドグラス。
ひび割れをつないで保たれた、面。
みんながめぐり、室井さんに髑髏(死)が留まってしまうのが面白いです。
後ろの正面だあれ?それは静信、みたいな。
惨劇をもたらす元凶を指し示している、そう捉えるのが好みです。
第腐汰話。
広沢高俊の証明写真ふう脱力真顔が見れたー。
高俊高俊。なんてヘタレ可愛いんでしょう。
貧血で昏倒するまでパチンコしてた死に様を、アニメで省かないでー。
敏夫の貧血長セリフあった。
静信は木魚ポクポクだけで読経がナイ。
池辺くんが繊細そう。エエエ。
敏夫のヒゲを剃ってー。
恭子隠匿あたりから外見がすさむのがいいのに。
敏夫の服が着替えられてる。
黒Tシャツ+ベージュボトムとか。
黒スーツ姿まで見れて、貴重。アニメ敏夫は恵の葬儀に行くんですね。
マンガ敏夫は服装がいついかなる時も、まさか最後まで1パターンのままなのか気になり中です。
アニメ屍鬼。
美術演出がわたしの期待にはハズレでした。
1話2話で判断してしまった。
でも
カインアベル兄弟と、
静信と沙子の聖堂場面と、終盤さえ、美しく凄まじければいい。
美術を堪能することを
ものすごーく期待、本気で楽しみに待ち望んでました。
東のエデンみたいな技術や
さらい屋五葉みたいな美術が見れるアニメ枠だと思ってた。
屍鬼の原作文の映像観は圧巻。
五感に伝わる豊かな情感・情景が、
アニメーションでは表しきらずに希薄になってて残念です。
マンガでちゃんと茹だるような暑さが描写されているのに。
アニメで暑さを表すのがセミの鳴き声だけでは。
省くどころか、
原作文章やマンガ絵を超えて、
アニメならではの美術演出をぞんぶんに加えて欲しい。
湧く汗。したたる汗。蒸発する汗。
景色を歪める蜃気楼。
膨らみ形をかえる雲。雲の影が走る地上。
熱風。
静信の家だったら、
たとえば扇風機があってゆっくり廻り、
敏夫の紫煙や、静信の髪や、お茶の湯気が微風に揺らぐような。
そういうプラス描写が見たい。
腐汰話で、
桐敷邸の上空に暗雲たちこめ、大雨の悪天に変わる情景はいい雰囲気。美しかったです。
もっともっと美麗動画を堪能したい。
BD&DVDが発売されたら、買うのは美術技術音声なので、
1話2話ぶんの購入は微妙。
3話は
カインアベル兄弟小説や、お寺の境に沙子が現われるでしょうか。
永久保存ものの美麗さを望んでます。
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私1番彼好きなんです!!ちょっと抜けてるとことか!マイナーだけど…